まだごまが生まれる前(お迎えする前)、
冬の寒空の中、懸命に生きているすずめっ子たちが
とてもいとおしく、健気に思い、いけないことかもしれないけれど
パンを千切ったものや小さく切った果物を
ベランダの外に撒いていました。
最初は警戒ししばらくは寄り付かなかったけれど
何日か続けるうちに、食べてくれるようになりました。
だんだん慣れて、窓を開けただけで寄ってくる様になったので
今度は外に撒かずベランダに置いてる洗濯機の上に
お皿に入れて置いてみました。
最初はやはり戸惑った様子で警戒してましたが
勇気のある子が近寄ると、それぞれ寄って来て
ベランダでも食べてくれるようになりました。
それだけでなく、ベランダに置いてる冬は眠っている花の植木鉢で
砂浴びをするようになり、いつしか家のベランダが
すずめっ子たちの遊び場の一つになったようです。
(信じられなかったけど家の中まで来てくれる様になったんですよ~)
窓を開けただけでどこからともなくやってきて
私が顔を出してても「ごはん、まだ~?」と洗濯機に
飛び乗って催促するようにまでなりました。
私が仕事で留守している時間も遊びに来てくれてたようで
うんちや砂浴びした後の土などが散乱してましたが
全然嫌でなく(基本的に動物が好きなので)
散らかした後の掃除も私の楽しい日課になり
毎日来てくれてるんだ、と微笑ましく感じてました。
そうそう、それまでは気にしていなかったのですが
「玄海沖地震」の日の早朝、
何時にない激しい鳴声をあげていたので
「何かが起こるよ!!」と知らせてくれてたんだと密かに信じてます。
何ヶ月も続けると鳥さんたちにも情報網があるらしく
鳩さんも遊びに来るようになりました。
でもすずめっ子たちが鳩さんに追いやられるようになり
近所のおばさんからも「洗濯物に糞をしたりするので止めてくれ」との
苦情もあったりで(なんとなく予想はしていましたが…)
すずめっ子たちに食べ物をあげるのを止めました。
あれから3年余。
その間、一度も食べ物は与えてないのだけれど
今日も窓を開けると「ねぇねぇ、ご飯まだ~?」と
あどけない眼をしてベランダの洗濯機に寄って来てくれます。
涙が出ます…。
すずめさんたち、ボクにおはなししてくれたよ。
ママのこと、おぼえてるって~。
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